洞窟の壁に絵を描いていた古代の人間同様、私の作品作りは文化や社会だけでなく、自然界の現在の状況を記録するものだと思います。ハワイ諸島での生活では、繊細なエコシステムの消えゆく在来種問題に取り組む文化から洞察力を得てきました。
観察者としてアーティストの役割はかつてないほど重要で、記録管理と作品作りはこれまで以上に緊急を要しています。
個別に活動することは、もはや十分な活動とは言えず、私たちは、人類の未来のため、自然環境と現状を和らげるための努力に対する人間の行動の結果を伝えるためにコミュニティと協力する必要性が出てきました。
現代において、粘土で作られた作品によって、将来の世代に残すべき事柄や、人の心を別の人の心に橋渡しをすることができるようになります。