Works of Valeria Latorre

Is the Tao or Wisdom of Pooh the way to know the world?

スーパーリアリズムの絵を書くヴァレリアの作品は小国の水源の水を撮影したものを中心に構成されている。

彼女の崇城大学での講義は水という分子の構造から始まった。

確かに水という分子は未だ良く分かっていないのだ。

数ある分子の中で、温度が下がり結晶化するつまりは氷になると体積が増すのは水だけだろう。通常は温度が下がれば体積は収縮する。

それらは地球を循環し、その御蔭で生命が存在できるとも言えるのだ。それ以外の分子でも循環は起きるが現在のところそういった生命は見つかっていないはずだ。

この水という奇っ怪な存在に対して、アートという手法で表現を試みているのがヴァレリアだ。彼女にとって科学も芸術も哲学も宗教さえも、不分別な興味の対象である。

例えばタオイズムと呼ばれる中国古来の自然科学もその対象であるらしい。(自然科学と呼ぶには少し勇気がいるが)

多分これは私の嗜好ともにている。それぞれの思想や知識の中から共通点を見出し、そのパターンから何かを推測する。